赤外線カメラと赤外線サーモグラフィのケン・オートメーション

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高性能冷却型赤外線カメラ・赤外線サーモグラフィ用語集

高性能冷却型 赤外線カメラ用語集

冷却型赤外線カメラ

高い温度分解能、早い応答速度を得るため、赤外線検知素子を約―200℃まで冷却できる冷却装置(スターリングクーラー等)を内臓した赤外線カメラのことを総称した言葉です。

赤外線サーモグラフィ

対象表面の赤外線放射温度分布を温度表示を含めて面として画像表示する技法のことです。

赤外線検知素子

赤外線の入射により抵抗値が減少する光導電効果を利用した赤外線検出素子で、下記の種類の素子が使用されています。
 InSb:インジウムアンチモン
 MCT:水銀カドミウムテルル
 QWIP:積層赤外線検知素子

画素数・画素ピッチ

赤外線検知基板上に構成された赤外線検知素子数及びその配列間隔を表しています。

冷却素子

冷却方法には電子冷却素子を用いる方式や機械式などがありますが、−200℃近くまで検知素子を冷却するには、簡単な構造で小型軽量が可能なスターリングクーラー方式(SC)が適しています。
又、−80℃程度までの冷却であれば、ペルチェ冷却もあります。

赤外線

可視光より長い0.75μmの波長帯域を総称して赤外線域と称しており、波長帯域により下記のように分類されます。
  近赤外線 :0.75〜2.5μm
  中間赤外線:2.5〜5.6μm
  遠赤外線 :5.6〜1000μm

赤外線検知波長帯

上記赤外線波長帯域から大気による吸収の影響を受ける帯域を除いた領域に合わせて検出部や光学系が設計され、下記の分類でラインアップされています。
 SWカメラ:0.8〜2.5μm
 MWカメラ:2.5〜5.1μm
 LW、VLWカメラ:7.1〜12μm

NETD/等価雑音温度差

一般的には最小検知温度差又は温度分解能とも呼ばれていますが、雑音の影響を排除して検知できうる最小温度差を意味しています。この値が小さいほど高性能なカメラとなります。
NETD (Noise Equivalent Temperature Difference)

蓄積時間

露光時間のことです。一般的に温度分解能の良いカメラほど、短くて済みますが、別の要素として画素サイズが小さくなるほど必要なエネルギー(感度)を得るために、露光時間を長くする必要性がでてきます。

ロックイン(LockIn)

ノイズ成分を小さくする手法の一つです。

フルフレームレート

最大画素数にて1秒間に撮影できる枚数です。

検知温度/動作範囲温度

検知温度とは、カメラで計測できる対象物の放射温度帯を示しています。高温測定ではフィルタを使用して赤外線の入射エネルギーを低減させて使用します。動作範囲温度とは、カメラ自身が動作可能な環境温度帯を示しています。
   

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