eddyliner® S, C, S/C
(研究・生産ライン向けの単チャンネル用)
eddyvisor®の性能をそのままに、単チャンネルに限定したモデル
- 10.2インチ型タッチパネル(手袋をしても操作可能)
- 1チャンネルのみ
- eddyliner® S/Cで、探傷と組織検査の両方可能(同時は不可)
- LANポートとUSB2.0(2個)を標準装備
- eddyvisor®と同様、PCやUSBメモリーへ出力可能
自動車部品や機械部品の全数検査を目的とした検査機。
OK品とNG品の判別が高精度で検査可能です。
eddyシリーズ |
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eddyvisor®の性能をそのままに、単チャンネルに限定したモデル
重要保安部品などの熱処理後の硬さ、有効硬化層深さのレベルの管理、あるいは異材混入の有無などを厳しく検査します。また全機種ともibg社独自のPreventive Multi-Frequency Test(多重周波数検査)法を採用しているので、高精度で高速な検査が可能です。
PMFT法は部品の表面から内部に向かって、薄皮をむくように細かく検査をします。低い周波数から高い周波数まで時分割で試験周波数を変化させて、浸透深さに従って発生した渦電流を増幅・解析し、インピーダンス平面にXY座標値として渦信号データを分布させます。全検査周波数において公差域内であればOK品と判定します。
検査対象部品を回転させて、検出ブロープをワークの表面から約0.7mmの距離を保持して取り付け、ボタンを押すだけで検査可能です。検出できるキズは深さ約0.05mmです。また全機種とも独自のPreventive Multi-Filter Test(多重フィルター検査)法を採用しているので、高精度で安定した検査が可能です。
PMFT法は部品表面の渦電流を30のバンドパスフィルターで同時に解析します。全周波数帯において公差域内であればOK品と判定します。OKは緑、NGは赤で表示されるので結果は一目瞭然です。
型番 | 名称 | |
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1 | 75423 | マイクロ型プローブ |
2 | 75001 | 標準型プローブ |
3 | 75105 | X型プローブ |
4 | 74911-XXX-XX | 回転型Diskプローブ |
5 | 75425 | アングル型プローブ |
6 | 75501 | ファイ型プローブ |
7 | 74911-XXX-XX | 回転型Diskプローブ |
8 | 75300-XX-X | 内周面用プローブ |
周波数帯域 | 25Hz - 25kHz (standard)、5Hz - 5kHz、100Hz - 100kHz |
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Size | Dimensions W[mm]×D[mm]×H[mm] |
Inner diameter ID [mm] |
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1 | 80×80×35 | 10, 16, 25, 40 |
2 | 150×150×50 | 50, 63, 80, 100, 125 |
3 | 250×250×50 | 160, 200 |
4 | 380×380×50 | 250, 300 |
Diameter D[mm] |
Length L[mm] |
Frequency range |
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10 | 46 | 2.5kHz - 250kHz |
16 | 47 | 250Hz - 25kHz |
25 | 51 | 25Hz - 2.5kHz |
S | C | S/C | |
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検査対象 | 組織 | キズ | 組織・キズ |
検査方式 | 多重周波数 | 多重フィルター | S,Cと同様 |
試験周波数 | 5Hz~3MHz | 3kHz~10MHz | |
フィルター周波数 | - | 6Hz~5kHz | |
設定条件登録数 | 250件 | 50件 | |
チャンネル数 | 1ch専用 | ||
表示装置 | タッチパネル(10.2インチ) | ||
外部制御用I / O | フォトカプラー型、計64接点 | ||
その他I / O | 4USB、Ethernet | ||
外部PCでログ機能 | ○ | ||
電源仕様 | AC100-240V、50/60Hz | ||
寸法 | W304×H229×D200 | ||
重さ | 6kg |