
テラヘルツIR非破壊検査装置は透過や反射したテラヘルツ波を熱エネルギーに変換するコンバータと赤外線カメラを用いてサーモ画像としてとらえ、内部の状況を可視化します。
装置概要と特徴
この装置の特長は透過性の高いテラヘルツ波を用いている事、X線や超音波といった方式に比べ取扱いが容易な事、また現場に移動して比較的大きな面積の検査が可能な事などが上げられます。X線検査装置に比べ解像度は多少落ちますが、上記の特長を活かして初期検査に有効な手法です。
また、赤外線カメラ(SC7000、SC655等)をお持ちの場合、コンバータとテラヘルツ波発生機を追加することにより、当検査機として利用が可能になります。
透過法(金属は除く) |
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反射法 |
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検査事例
テラヘルツ波によるGF複合材の明瞭な内部剥離画像



テラヘルツ波による石膏ボード内の含水状況の時系列変化画像



テラヘルツ波によるガラス瓶等の内部液量検査画像



テラヘルツ波を用いた加圧状況の変化に伴う内部密度の変化画像

テラヘルツ波によるコンクリート内部クラックとパイプ表面検査画像


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