非接触空中伝播超音波検査システム U710

装置概要と特徴

非接触空中伝播 図

非接触空中伝播とは
アメリカultran社により開発された
革新的な技術です。

右の図に示されるように、通常鉄の場合、空中を伝播する超音波は音響インビーダンスの隔離により、99.99%以上が試験片表面より反射し、残りの0.01%以下の信号が試験片の内部に浸透します。このため、試験片内部に浸透した信号はS/N比が大きく低下してしまいます。このシステムでは極僅かな有用な信号を取り出し、最新のデジタル処理により波形解析を可能にしています。

透過法
透過法
2探触子による片面反射法
2探触子による片面反射法
1探触子による反射法
1探触子による反射法

超音波接触媒質が不要

ラインアレイセンサ
ラインアレイセンサ
ドライ環境下で検査可能
  • 透過法による内部剥離検査に最適
  • 水を嫌う電池・素材の検査が可能
生産ラインへの適用

研究開発用途、および、ラインアレイセンサと16チャンネルのレシーバにより生産ラインへの適用が可能

装置とアプリケーション

解析ソフトウエア Secondwave TM Research Studio
解析ソフトウエア Secondwave TM Research Studi

[1]C-スキャン画像 [2]A-スコープ波形 [3]ライン上のプロファイル [4]ヒストグラム
[5]スキャニングエリアのパラメータ [6]カラースケールバーの設定

U710 非接触空中伝播超音波検査システム U200iスキャナ
U710 非接触空中伝播超音波検査システム U200iスキャナ
適用材料 プリプレグ、複合材、カーボン、リチウムイオン電池、燃料電池セル、
セラミックス、粉末成形体、スポンジ、プラスチック、コンクリート、木材
アプリケーション 内部剥離検査、欠陥検査、密度・音速測定、内部充填率状態、
伝播・透過時間測定、厚さ測定、多孔性、弾性特性

検査事例

リチウムイオン電池の内部欠陥
リチウムイオン電池の内部欠陥
カーボン製ブレーキディスクの密度差
カーボン製ブレーキディスクの密度差
複合材の内部剥離
複合材の内部剥離
アルミニウム表皮ハニカムの内部剥離
アルミニウム表皮ハニカムの内部剥離

仕様

U710 超音波パルサ
超音波パルサ 非接触空中伝播、水浸、接触式
モード 透過法、2探触子による反射法
周波数 20kHz~6.25MHz
出力電圧 最大390Vトーンバースト
ゲイン 0~84dB
サンプリングレート 最大50MS/sec
受信チャンネル数 2,4,8,16チャンネル
トリガ 内部、外部
A/D分解能 14bit
測定 ピーク波形(dB/mV)、
TOF(μsec)
スキャナ
U710-200i 340mm × 240mm
U710-400i 440mm × 440mm
U710-600i 540mm × 640mm
U710-800i 540mm × 840mm
超音波探触子
周波数 50kHz~2MHz
振動子径 3mm~100mm丸または角
圧電素子 セラミックス、コンポジット
タイプ フラット、点焦点、ライン焦点

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